髪の毛と自己投資
髪の毛への投資は自己投資なのか?
髪の毛への投資は多岐に渡る。
育毛剤からサプリメント、美容外科などでのAGA治療、もっと言うと日頃の食生活や洗髪の仕方なども含まれるであろう。
これらの特徴としては、「効果が短期的に見られない」かつ「一定の時間・金銭を必要とする」といったことが挙げられる。
つまり、短期的なリターンが見えない状況で、貴重なリソースである時間・金を割く必要がある訳だ。
となると焦点としては、長期的に見て、髪の毛に対して時間・金を費やすことで、それに見合うもしくはそれ以上のリターンが見込めるかどうかということになる。
長期的に見てリターンが得られるかどうか、自分の中での答えは"Yes"である。
でなければ、こんな記事など書いていない。
人は見た目が9割という言葉もあるが、その9割の中でも髪の毛の占める割合は相当大きいと想定される。
同じ顔でも、坊主と長髪ではまるで別人だ。
髪の毛へ投資することで、自分の印象をある程度コントロールできるとすれば、その部位への投資は、極めて有効性が高いと言うことができよう。
一つ具体例を挙げる。
これは元西武ライオンズの渡辺久信氏であるが、髪の毛の与える印象の大きさについては論ずるに値しないレベルであることが分かる。
もちろん、歳を重ねたというのもあるが、それよりも頭頂部の寂しさが哀愁を感じさせるのである。
このように髪の毛への投資は自己投資であるということを説明してきた訳だが、結局のところは、禿げたくないという一言に集約される。
髪の毛への投資の難しさ
禿げたくないと念じるだけで解決すれば良いのだが、当然頭皮にはこのような思いは届かない。
つまりは、自分で何らかの対策を講じる必要がある。
ここでのポイントは、自分は現状まだ髪の毛が寂しいと言う状態にまでは至っていないということだ。
これは、髪の毛との戦いにおいて防衛戦を強いられるケースが多くなるということを意味している。
もちろん、増やすという方面でのアプローチも必要であるが、自分の今の状況では、もっと髪の毛を増やすというよりも「いかに髪の毛を減らさないか」という方面での対策が重要性を帯びてくる。
基本的に人間は成長すること、プラスになることに喜びを感じると思う。
一方で、「マイナスにはならなかった」という考え方には喜びを感じにくいであろう。
しかし、髪の毛の場合、このマイナスにはならないことがとても大切である。
ただし、それは側から見れば現状維持、つまり変化はないということになる。
このように、どちらかというとマイナスを防ぐというアプローチになる点、そして客観的に見れば変化が見られない(効果があったとしても)可能性がある点、この2点が髪の毛への投資を難しくしていると言える。
ではどうするのか?
ここまで見てきたように、髪の毛への投資は十分に自己投資と呼ぶことができるが、そのアプローチに難しさが残る。
そこで大切なのが習慣化である。
習慣化へのロードマップを見ると、まずはとにかく続けること、最初の1週間で挫折しないことを心掛けなければならない。
その後は仕組み化などを経て、髪の毛への投資を歯を磨くレベルの習慣にまで持っていけるとベストであろう。
そこで、具体的にまず何を実施するかというと下記の事項が挙げられる。
・適度な運動
・バランスの取れた食事
・髪の毛の洗い方を意識
→まずは38度程のお湯のみで洗ってからシャンプーをする。洗い流しも1~2分ほどかけて丁寧に行う。トリートメントもできるとなお良い。
・髪の乾かし方を意識
→タオルドライをしっかりと行った後、毛先を痛めないように適度な距離から温風が当たるようにドライヤーをかける。
まずは明日からこれを行っていこう。
将来、禿げていない自分をイメージしながら。